平成21年度新入生対象の第1回学校説明会を下記のとおり開催いたします。ご多忙のこととは存じますが、ご来校くださいますようご案内申し上げます。
1 日時 7月23日(水) 13:00〜
2 場所 本校多目的室
3 時程 12:30〜 受付開始
13:00〜 説明会
14:00〜 校舎案内、部活動(一部)見学
声のものさし
校長 佐藤 賢志
本郷台中は今年度から先生方が小学校におじゃまし、授業の様子を参観させていただくという、新しい取り組みを始めました。小学校と連携した取り組みといいますと、体験入学、学校説明会、生徒会役員による小学校訪問などは今までもやっていたわけですが、なぜか先生方が小学校を訪問するということをやっていませんでした。昨年度、本郷台中の先生方の中から、小学校に行ってみたいという声が上がりました。もちろん、本郷台中の授業改善が目的です。
そこで早速校内で検討し、本郷小学校と湯島小学校に、それぞれ1年交替でお願いしようということになりました。訪問するのは年に1回だけです。昨年度のうちに、本郷小の松本絵美子校長先生にお願いしましたところ、快諾していただきました。そこで、本郷台中の副校長と教務主幹が本郷小におじゃまし、松本校長先生と直接お会いして、打ち合わせをさせていただきました。そして、1学期の定期考査の初日に訪問させていただく段取りになりました。実施日は6月26日(木)です。今回は本郷小の4校時と5校時の授業を公開していただきました。
本郷台中の内部の調整は、研修主任が当たりました。今回は初めてということもあり、授業参観の後に協議会という形はとらずに、本郷台中の研修委員会が、授業参観についてのアンケート調査を行い、まとめたものを本郷小の松本校長先生にお渡しすることになりました。将来的には協議会を設けたり、あるいは小学校の先生方に中学校の授業を見ていただくことができたら、よりよい小中連携ができるものと期待しているところです。
さてこの時、私は何をしていたかといいますと、1年生から3年生までの授業を見させていただきました。1年生というのは、本当にかわいいですね。もうほとんど、私は孫の姿を見るおじいちゃんの目つきになっておりました。次に2年生の教室に移りました。児童たちは先生の問いかけに、積極的に手を挙げて、はきはきと答えておりました。そんな中で、先生の問いかけに答えたある児童の声が、先生にはちょっと聞き取りにくかったのですね。その先生はすかさず「3の声で言ってね」とおっしゃったんですね。聞いていた私は、「ん、3の声ってなんだ?」と思った瞬間、その児童は大きな声ではっきりと答えました。「そうか、先生は声の大きさを指示したのか」と、その時初めて分かりました。そして、教室内を見回したところ、前面黒板の上にちゃんと表示してありました。それは次のような内容でした。
『声のものさし』 0:しずかに 1:となり 2:はん 3:クラス 4:学年 5:全校 というように6段階で示してありました。その場面に応じて、声の大きさを加減するという指導を、全校でなさっていたのですね。先生の声のレベルに対する指示も的確でしたが、それを聞き入れて、さっと声のレベルを切り替えた児童も立派でした。数年前からこの指導を1年生から6年生まで、全学年で取り組まれておられるとのことでした。しかも、答えるときはきちんと立って答えておりました。ところが、私は何度か本郷小におじゃましているのに、こういう取り組みをされていることに気がつきませんでした。6年間で答える態度や、発表する態度を育てていく、まさに「継続は力なり」ですね。
だからといって、感心ばかりしていられません。翻って本郷台中を見た場合、せっかく、小学校で指導してきたことを、中学校で途絶えさせていないか、という反省の気持ちも湧いてきました。あと、印象的だったことは、本郷小の先生方の優しい語り口と、温かい笑顔でした。
来年度は、湯島小学校におじゃまさせていただくことになっています。こういう取り組みをやられている学校は他にもあると思いますが、本郷台中にとっては初めての取り組みです。小学校とも綿密に連絡をとりながら、大事に育てていこうと考えています。しかし他にも多くの小学校から本郷台中に入学していますので、他の小学校とはどうするのか、ということが課題になります。でもそのへんはご容赦をいただき、しばらくは本郷小と湯島小にお願いして、継続していく予定です。本郷小の松本校長先生はじめ、教職員の皆様、ありがとうございました。
◇ 授業参観 3年進路講演会 保護者会 茶話会 15日(火)
普段の授業の様子を見ていただくとともに、1学期のまとめと夏休みについての保護者会を行います。学年PTA主催の茶話会(1.2年生)も行います。
◇ 進路面談〔3年生〕 23日(水)〜31日(木)
お子様の学習面、生活面、進路等について、個別面談をいたします。
断腸の思い
校長 佐藤 賢志
「断腸の思い」という言葉があります。この言葉の語源は、次のような悲しい故事からきています。
今から約1千年前、中国の晋(しん)という国の桓温(かんおん)という武将が、蜀(しょく)という国へ行く途中、家来が一匹の子猿を捕まえて船に連れてきました。この子猿を取りかえそうと母猿が追いかけてきましたが、水に隔てられ、ただ岸で悲しげな鳴き声をあげるだけです。しかし船はかまわず走りだしましたが、母猿はどこまでも追いかけてきます。100里ほど行ったところで、やっと母猿は船に飛び移りましたが、ついにそのまま絶命してしまったのです。
その母猿の腹を割いてみると、あまりの悲しみのために、はらわたがずたずたにちぎれていました。このことから「断腸の思い」という言葉が生まれたといわれています。愛児を失った時の悲しみは、人も猿も同じです。
この中国で5月12日午後2時半(日本時間午後3時半)、中国南西部をマグニチュード7.8(後に8.0に修正)の巨大地震が襲いました。特に大きな被害を受けたのは、四川省とその周辺の地域でした。震源は四川省アバ・チベット族チャン族自治州にある 川県でした。地震発生の翌日から、新華社通信、AP通信、ロイター通信などの各通信社が、次々と被害の状況を世界に向けて発信しました。きっと命がけの取材だったに違いありません。しかし、地震から2週間以上も経ちますと、さすがに地震に関する報道はかなり少なくなりました。では、大きな地震は収まったのかといいますと、四川省ではいまだにマグニチュード6.4などという余震が起きているようです。
甚大な被害状況が続々と知らされるなかで、私が最も心を痛めたのは、多くの学校が跡形もなく倒壊したことでした。そして多くの児童・生徒たちが生き埋めになりました。皆さんもご覧になられたと思いますが、中学校の倒壊現場のがれきの下から、生徒の左手がにょきっと出ており、その手にはしっかりとペンが握られておりました。こんな衝撃的な写真は今までに見たことがありませんでした。この写真を撮ったのは新華社通信のカメラマンで、16日に撮影し、ロイター通信が18日に配信しました。この写真を撮った新華社通信のカメラマンは、いったいどんな気持ちで撮影したのでしょうか。母国の子どもたちが死んでいく、その現場を目の当たりにして、まさに「断腸の思い」だったのではないでしょうか。
この四川省大地震を、決して「対岸の火事」にせず、地震国日本の教訓にしなくてはなりません。文部科学省の発表によりますと、耐震強度が不十分な学校が、まだ全国に6千校以上あるのだそうです。これからの日本を支える子どもたちの命を尊ぶのであれば、早急に改善してほしいところです。しかし、行政にばかり頼ってもいられません。万が一の備えは、私たち一人一人が、常日頃から心がけておくべきでしょう。少なくとも、日常的に家族の誰がどこにいるかくらいは、お互いに確認しておくべきでしょう。大事が起きたときに、一番たよりになるのは家族なのですから。
◇ 運動会 7日(土)
お子様の日頃の活動の成果をご覧いただき、励ましていただきますようお願いいたします。なお、できるだけ徒歩でのご来校をお願いします。
◇ 八ヶ岳移動教室保護者説明会〔2年生〕 20日(金)
7月9日(水)〜11日(金)に行われる移動教室の説明をいたします。
◇ 進路説明会 24日(火)
今年度1回目の進路説明会です。1年間の進路関係等の説明をいたします。

